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花言葉:アマリリスアマリリスは、春咲きや秋咲きがありカラーバリエーションも豊富な人気の花です。カラーバリエーションは、赤や白、紫やピンク、黄色や複色など様々です。アマリリス全般の花言葉は「誇り」、「内気」、「おしゃべり」、「輝くばかりの美しさ」です。カラーごとにそれぞれ異なる意味も存在し、赤色は輝くばかりの美しさ、ピンク色と黄色はおしゃべり、白色は内気、紫色は強い虚栄心となります。 花言葉はギリシャ神話に由来しています。古代ローマ時代の詩人ウェルギリウスの作品に登場する、美しい羊飼いの少女の名前がアマリリスです。彼女は同じ羊飼いの少年に恋をしていました。彼は花が好きな少年で、別の女の子に恋をしていました。彼に好きになってほしかったアマリリスは、神様にお願いして一本の矢をもらいます。その矢で自らを傷つけ流れた血から美しい花が咲き、彼はその美しさに心を奪われアマリリスに振り向いてくれたというものです。「輝くばかりの美しさ」という言葉の由来はここからきているとは驚きです。事実、ギリシャ語で輝かしいという意味を持ち、真っ直ぐ伸びる茎に大きく魅力的な大輪を咲かせる姿は正にピッタリの名前だと言えます。 その他の言葉にもそれぞれ由来があり、純朴は少年に恋する少女の清らかな心を指しています。また横向きに大輪を咲かせることから隣同士で会話をしているようにも見え、おしゃべりという言葉が生まれました。華やかで煌びやかな印象がありますが、最初は下を向いて咲き始める姿はshynessという内気さも感じられます。上を向いて堂々と咲き誇り、気品溢れる姿は虚栄心にも見えるなど、その姿や由来から様々な意味合いを持っているのは面白いものです。 原産地は南アメリカの球根植物であり、植えてから2ヶ月から3ヶ月で美しい姿を見ることができます。在来種である中輪のものは寒さに強いのですが、大輪のものは寒さに弱いので冬場は室内へ移動するなど防寒対策が欠かせません。手をかけることで一層愛着も湧き、美しい姿を見ることができた感動もひとしおです。品種も多く、珍しいものや人気のものは高値が付くこともあります。愛好家による鑑賞会なども開かれ、葉に斑点が入る品種や模様が多様な品種などもある奥が深い世界です。可憐なミニサイズのものもありますが、その気品は変わらず室内の小スペースで育てやすいメリットもあります。知れば知るほどその魅力が増していくことでしょう。 |
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