花言葉：メイフラワー

厳しい寒さを乗り越えて春になると、多くの花が一斉に咲き誇ります。このような中で、5月から6月にかけて、白い端正な花を一斉に咲かせるのがサンザシです。梅のような五つの花びらの端正な花が非常に美しいです。

ヨーロッパではメイフラワー、つまりは5月の花とも呼ばれていて、5月に綺麗な花が咲き誇るシンボル的な存在とも言えるでしょう。 花にはそれぞれ花言葉と呼ばれるものがありますが、サンザシ 花言葉は、希望、成功を待つ、ただ一つの恋、慎重などが該当します。様々なメッセージが並んでいますが、なぜこの花言葉がついたのかと不思議に思う人も多いことでしょう。まず最初に希望の花言葉についてですが、5月はいちばん過ごしやすくヨーロッパの人々にとっては非常に楽しい季節だと言われています。

日本のように梅雨もないので、快適に過ごすことができるでしょう。このような5月に咲く花の中でも、サンザシはメイフラワー 花とも呼ばれていて、シンボルのような存在にもなっています。サンザシが一番楽しい季節に咲くので、希望の言葉がついているのです。そして成功を待つの言葉ですが、欧州では1620年に祖国イギリスでの弾圧を逃れためにピューリタンたちが新天地であるアメリカ大陸に向けて船を出したのです。

この船がメイフラワー号と呼ばれていました。船にはサンザシが描かれていたとも言われ、このような新天地への思いから成功を待つの花言葉がつきました。そしてただ一つの恋ですが、これは若くして亡くなった恋人に捧げたハイランドのメリーという詩から来ています。スコットランドの詩人ロバートバーンズが作ったものですが、この詩に綴られている恋人との甘い思い出に、満開のサンザシが登場するのです。

亡くなった恋人のことをずっと想い続けていたことが分かるでしょう。この二人に由来してただ一つの恋の花言葉がつきました。最後に慎重ですがこれは爽やかな花が咲くサンザシには、枝にトゲがいっぱい生えていることから来ています。むやみに触るとトゲが刺さってかなり痛みます。このような枝にトゲが生えていることから信長という言葉がついたのです。

希望や成功を待つという言葉があることから、受験生へのプレゼントにも非常に向いていることが分かるでしょう。サンザシは秋になると真っ赤な実をつけ、その果実は栄養満点のスーパーフードとしても注目を集めていて、ドライフルーツとしても非常に人気です。ドライフルーツに花言葉を添えてプレゼントをするのも一つのおすすめと言えるでしょう。