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雪が上につもっても、その下に緑の葉があることから「雪の下」と名付けられた。また、白い花を雪(雪虫)に見立て、その下に緑の葉があることからとする説がある。このほか、葉の白い斑を雪に見立てたとする説もある。 民間薬として虎耳草(こじそう)という、その葉をあぶり腫れものなどの消炎に用いた。凍傷や火傷にも使える。また、葉のしぼり汁は耳だれ、中耳炎、漆によるかぶれ、虫刺されなどに効く。小児のひきつけ(痙攣)は小さじ5杯ほどの生葉のしぼり汁が効くとされる。風邪にはユキノシタの葉20g、氷砂糖、ショウガ1片を加えて煎じて飲むと良い。
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